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ピヨピヨ保育園

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今月の熊G 2026年3月
渋谷のユーロスペースという映画館をご存知だろうか。東急百貨店本店近くのラブホテルが立ち並ぶ一角にある小さなシアターである。先日そこに映画を観に行ったのだが道がわからなくてスマホを確認しながらたどり着いた。実は学生時代、何度かユーロスペースで映画を観た。でもその頃は同じ渋谷でも反対側の南口を出て246を渡った裏町にあった。調べてみたら2006年に移転していた。熊Gが行っていたのは1980年代のことだ。当時、渋谷からほど近い三軒茶屋のアパートに住んでいた。ある日、ユーロで話題の映画を上映しているというので原チャリで観に行った。「ゆきゆきて、神軍」というドキュメンタリー映画だった。太平洋戦争に従軍して生き残った兵士が、戦後に軍隊で上官だった人たちをある目的で訪ねて回る話なんだが、それはすさまじい内容で、観終わって映画館を出る時、頭はクラクラ、足はガクガクしていて、スクーターにまたがって発進した途端、電柱に激突してフロントフェンダーを割ってしまった。 そんな思い出の映画館なんだが、移転してから初めて行った。子どもが生まれてから映画を観る機会はほとんどなか
3月12日
今月の熊G 2026年2月
トントコトン、トントコトコトン・・・・・・リョースケが叩く出囃子の太鼓が鳴り響く中、2階の廊下に三人の力士が登場した。ピヨピヨ場所の幕開けだ。降りてきてホールに作った土俵に上がり、浴衣を脱いでマワシ姿になると、その体から発する本物の迫力に思わず集まった親子から歓声があがった。そしてシコのそろい踏みや摺り足、ぶつかりけいこなどを披露した後、小さい子から順番に取り組みが始まった。といっても赤ちゃんは抱っこされて泣くだけだが。さすがに4、5歳クラスになるとこわごわ当たって行って真剣な顔で押していた。子どもたちに続いてパパたちの番になったが、大人が本気で押してもびくともしない力士の強さをまさに肌で感じたと思う。 強い力士といえば、いま大相撲で無類の強さを見せているのが安青錦(あおにしき)だ。3年前に入幕して以来、史上最速で大関になった。安青錦の相撲の取り方は決まっている。立ち合いでドンと頭からぶつかって、そのまま頭を相手の腹につけたまま廻しをつかんで寄り切る四つ相撲スタイルだ。絶対に頭を上げない。ワンパターンといえばそうだが、おおかたの対戦相手はわかって
3月12日
今月の熊G 2026年1月
明けましておめでとうございます。本年も子どもたちとみなさまが楽しく過ごせる平和な1年になることを願っています。 先週、毎年恒例のお正月会が開かれた。芸人のただじゅんさんが来て、皿回しや獅子舞などお正月らしい芸能を披露してくれた。当日、朝早くから舞台の設営準備をしていたが、登園してきた子どもたちは準備中のただじゅんに「それナニー?」「皿回しやる?」「虫のお相撲やってー!」などとひっきりなしに話しかけていた。ただじゅんはそれにいちいち答えてくれていたが、あとで「ピヨの子は興味を持っていろいろ言ってくるからいいね、こないだ行った幼稚園では準備してるのを見てもシーンとしてた」と言っていた。ただじゅんの理解によると、ピヨでは何を言ってもおとながちゃんと聴いてくれるから子どもがどんどん話しかけてくるのだという。確かにピヨでは子どもにうるさい、黙れって言ったことないよな。でももし、「余計なこと言わないの」とか「そんなこと言う子はご飯抜きよ」なんて言われたとしたら子どもたちはだんだん口数が少なくなってしまうだろう。 ピヨみたいに言いたいことを自由に言えることが当
3月12日
今月の熊G 2025年12月
子どもたちは水遊びが大好き。昨日も熊Gが脱いだつっかけを気がついたら1才児クラスの子がジャブジャブ洗ってた。築山のてっぺんまで水を運んで川を作ったり、シャワーで水撒きしたり、冷たさなんか気にしない。水は最高の遊び道具なので園庭の水道は使いたい放題にしている。 水と平和は空気のごとし、という言葉がある。日本のことだ。あるのが当然で、なくなる心配をしたことがないという意味だ。でもそれって思えばとても恵まれていることで、水に困っている地域は世界にたくさんあるはずで、そういうところでも子どもたちが育っている。 30年前、アフガニスタンを大かんばつがおそった。それまで緑で覆われていた大地はカラカラに干上がって、農業は壊滅、衛生状態も悪化した。そこにひとりの日本人の医師がいた。中村哲。紛争で難民となった人たちの診療にあたっていたが、この人たちに必要なのは医療よりもまず水だと考え、用水路づくりに立ち上がる。 その地域にはクナール川という大きな川が流れていた。川があるならその水を使えばいいと思うだろうが、クナール川の水を畑に導くことは容易ではないのだ。用水路に水
2025年12月12日
今月の熊G 2025年11月
「はるみ、60kg、3万」。この謎かけ、何のことだと思うだろうか。はるみさんの体重が60kgの大台に乗ったのでダイエットのためにジムに入会したら入会金が3万円だった!ブブー。 先週、年長クラスのみんなで藤沢の金子さんのところへ行き、お米を受け取ってきた。脱穀して精米してもらったお米で、大きなコメ袋2つ。合わせて約60kg。力を合わせて袋をピヨバスに運びあげた。品種は神奈川県平塚市生まれの「はるみ」。甘くて美味しい。 6月に年長の親子で田植えをして、10月にまた親子で稲刈りをした。刈った稲はその場で「はさかけ」にしてひと月天日に干し、乾いたのを脱穀。子どもたちも昔ながらの足踏み式脱穀機を借りて稲穂から米粒をそぎ落とす体験をさせてもらった。 昨年から今年にかけて起きた「令和の米騒動」ではお米についていろいろと考えさせられたね。 まず驚いたのは店頭からお米がなくなったこと。まるで戦時中。主食が手に入るかどうか本気で心配しなきゃいけないなんて。日本の食糧自給率が低いことはずっと問題視されてきたけどこんなに簡単に米が足りなくなるなんて思ってなかった。今年に
2025年12月12日
今月の熊G 2025年10月
熊Gが子どもの時に読んだ世界の発明家たちを書いた本に、電球を発明したエジソンや缶詰を考案したアペールらとともにダイナマイトの発明者としてアルフレド・ノーベルがのっていた。爆薬を世界中の軍隊に売って大金持ちになり、そのお金を基にノーベル賞をつくった人だった。 先週、そのノーベル平和賞が日本被団協に授与された。おめでとうございます。核兵器廃絶のために活動し続けてきた被爆者の団体。その団体名はよく知らなくても1982年に国連本部で演説した「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ」という言葉は聞いたことがあるだろう。被爆した生存者たちの団体だから、全員が核兵器の恐ろしさ、悲惨さを体感しているわけだ。残念ながら熊Gはその方々が語る体験談を直接聞いたことはない。核兵器の怖さは「はだしのゲン」や広島の平和資料館の展示などで間接的に知った。小学生の時に読んだ「はだしのゲン」の、はがれた皮膚が海藻のように垂れ下がり「みずをくれー」といいながらさまよっている被爆者たちの絵はいまも忘れられない。絶対そんな目にあいたくないと思った。...
2025年12月12日
今月の熊G 2025年9月
土曜日の午前中にパパたちが集まってプールじまいをしてくれました。排水マスにたまった泥も掻き出してくれました。ありがとうございます。 「台風でプールもながされちゃったのね 熊G」 3時間近い作業のあと、ノンアルコールビールで乾杯した。前の日の台風の話になり、下馬のガード下で水没していた自動車を見たという人がいた。そのパパ曰く「先頭で信号待ちしていて後ろの車にクラクションを鳴らされると、水たまりでも進むしかないと思っちゃうんだろうなあ」そ、そんな。後ろの車はどこ行っちゃったの? それを聞いて、ある落語を思い出した。「品川心中」というネタで、落ち目で金のなくなった遊女が死のうと思う。一人じゃいやだから心中を企てる。そして貸本屋のオヤジに一緒に海に身を投げてくれと頼む。断れないオヤジと夜の品川の桟橋に。遊女にせっつかれる。「早く飛び込んでよっ!」「押すなよ!」突き落とされてアップアップしていると、そこに遊女のごひいきさんが大金を持って呼びに来る。遊女は「しつれいします」といって帰ってしまう。あわれオヤジはひとりでおぼれ・・・・・・。おっと、今、これを書い
2025年12月12日
今月の熊G 2025年8月
「なんであたしたちを叩こうとしたのよっ!」「危なかったよっ!」小さい子どもたちがえらい剣幕で熊Gに詰め寄ってきた。 先日幼児棟のみんなでスイカ割りをした時のこと。子どもたちが順番に目隠しして大きなスイカを叩いていったけど割れない。大人も続き、熊Gの番が来た。手拭いで目隠しし...
2025年8月18日
今月の熊G 2025年7月
先日の突然の断水には驚いた。水が出なくて困った人がたくさんいたと同時に防災への心構えを新たにした人も多かったのではないかな。防災グッズのビニール製タンクの必要性とかペットボトルの水の備蓄とか。 地域の助け合いの力を再認識した場面もあった。お年寄りが重たい水を運ぶのを若者が助...
2025年7月28日
今月の熊G 2025年6月
ピヨの保育で育った子はその後、思春期をどう過ごしてどんな大人になるのだろう?今月の熊Gは、ピヨの保護者がみんな考える「ピヨ後」についてのおはなし。 その男の子はピヨピヨ保育園の最初の卒園児のうちの一人だった。入学した小学校のクラスは授業中も立ち歩きやおしゃべりで騒然としてい...
2025年6月12日
今月の熊G 2025年5月
あなたには学生時代に好きな先生がいましたか?保育園時代はどうでしたか? 「♪ターバコをー吸いなーがら・・・・・・」1970年代、初期のRCサクセションのヒット曲だ。「ぼくの好きな先生」というタイトル。熊Gが小学生の時にラジオでよくかかってた。ボーカルの忌野清志郎が通っていた...
2025年5月14日
今月の熊G 2025年4月
聖書にこんなオハナシが書いてある。100頭の羊を飼っている羊飼いがいました。ある日、一頭いなくなった。大変だ、迷子になったらオオカミに食べられちゃう。羊飼いは99頭の羊を原っぱにほったらかして迷子の一頭を探しに行きました。そして・・・・・・。ちょっと待って。ほったらかされた...
2025年5月3日
今月の熊G 2025.3
20世紀のアメリカに三人の王様がいた。一人は歌を歌うのが上手でレコードを出し、みんなを楽しませた。その王様の名はベン・E・キング。1961年に「Stand by Me」を発表。聴けばあなたもわかるはず。「♪だありんだありん...
2025年4月4日
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