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今月の熊G 2026年1月

  • piyo-kamakura
  • 3月12日
  • 読了時間: 4分

明けましておめでとうございます。本年も子どもたちとみなさまが楽しく過ごせる平和な1年になることを願っています。

先週、毎年恒例のお正月会が開かれた。芸人のただじゅんさんが来て、皿回しや獅子舞などお正月らしい芸能を披露してくれた。当日、朝早くから舞台の設営準備をしていたが、登園してきた子どもたちは準備中のただじゅんに「それナニー?」「皿回しやる?」「虫のお相撲やってー!」などとひっきりなしに話しかけていた。ただじゅんはそれにいちいち答えてくれていたが、あとで「ピヨの子は興味を持っていろいろ言ってくるからいいね、こないだ行った幼稚園では準備してるのを見てもシーンとしてた」と言っていた。ただじゅんの理解によると、ピヨでは何を言ってもおとながちゃんと聴いてくれるから子どもがどんどん話しかけてくるのだという。確かにピヨでは子どもにうるさい、黙れって言ったことないよな。でももし、「余計なこと言わないの」とか「そんなこと言う子はご飯抜きよ」なんて言われたとしたら子どもたちはだんだん口数が少なくなってしまうだろう。

ピヨみたいに言いたいことを自由に言えることが当たり前の環境で子ども時代を過ごしても、大きくなるにつれてまわりの空気を読んで発言のしかたを考えるようになるのが日本人の特性である。学校や会社やあるいは家庭内でも、これ言ったらどう思われるかな、仲間はずれにされちゃうかな、と。

新年早々マスコミをにぎわせているのが米国によるベネズエラの大統領の拉致事件だ。何ヶ月も前から訓練していた作戦だったという。そしてトランプ大統領はベネズエラは今後アメリカが管理すると言っている。それってロシアがウクライナに侵攻しているのと同じではないか。このことについて日本政府は米国に対してしっかりと抗議しているのかな。平和を大切にしている国家として言うべきことを言っているのかな。

ところが最近ではこんなふうに国を批判すると逆にSNSとかで非難されるらしい。また、テレビでだれかが首相の台湾有事発言を問題にしたら司会のタレントから非難されたらしい。日本は民主主義国だと思うけど言いたいことを言うと非難されるとすると、熊Gももっと空気を読むべきなのか?

ラジオで軍備について討論している番組を聴いていたら、与党の政治家が国防は人ですと言っていた。人が必要なのに自衛隊の新卒者の募集枠に半分しか応募がない、もっと隊員の処遇を改善しないと隊員が集まらない、と発言していた。そうかな、処遇の問題かな。2015年に安倍内閣が集団的自衛権を認めたのだからアメリカが戦争を始めたら日本も参戦するかも、と首相は言っている。本当に戦争に行かされるかもしれないと思えば自衛隊に入りたい大学生はどんどん減るだろう。そうなると人手不足のため徴兵制がはじまるかも知れない。じっさい昨年来、ヨーロッパではロシアの脅威を理由にドイツ、フランス、デンマークなどで徴兵制の動きが始まっている。「パパかえってこないねえ」「パパは兵隊さんになったからしばらくおうちにいないのよ」そんな会話、子どもとしたくない。今は日本はまだ憲法で徴兵制は禁じられているけど気をつけないとその子が徴兵される日が来るかも知れない。

そうならないためにはどうすればいいのか。声を上げる。言いたいことを言う。家族を戦争に行かせたくありません、と言う。たとえSNSで非難されるとしても。

そういえば10年前、「保育園落ちた日本死ね!!!」というネット上への書き込みが大きな反響を呼んで国会でも取り上げられ、待機児対策が進んだということがあった。一市民の切実な声がみんなの共感を得れば政治を変えることができるのだ。

ところでお正月会で初めて熊Gは獅子舞をやらせてもらった。会が始まる5分前にただじゅんに急に言われてやることになった。こっそり装束をかぶって登場し、最後にお面をはずして顔を出したら子どもたちがウケてくれた。いい1年の始まりになった。

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